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Jun 162007

世界の子供たち

以下のようなニュースが昨日報道されました。

[概要]
中国河南省鄭州市で子供が1000人誘拐。山西省の闇のれんが焼き工場で強制労働。
子供が行方不明になった河南省の親400人が、子供の救出を求める連名の声明をインターネットで発表し、同省の地元テレビ局が調査報道を行い事件が明るみに。
現在救出されているのは1000人のうちの400人近く。
残り600人は依然不明のまま。

子供の労働、売春、ポルノなどの問題は世界的な問題としてユニセフなどが取り組んでいますが、なかなか日本のマスコミで語られることはありません。
人身売買、売春婦、臓器売買、子供兵士、など・・それとなくは知っているが詳細は知らないし、事の顛末もわからない。

南北問題に起因した経済格差などからくる貧困が根底にあるようにも思うので、搾取している我々の立場から一概に禁止と言いづらい部分もある。

しかし今回は誘拐である。しかも1000人である。
三国志時代の戦争下における虜囚の話ではない。
現代である。
1000人もの人間の管理など普通の組織ではできないだろう。
公安など諸々の権力とのつながりも噂されているそうである。

しかし1000人も誘拐して作っていたのが「レンガ」である。
詳しく「レンガ」の単価は分からないが、そんなに高くないだろう。
1000人もの人間を誘拐してそれを作らせてもビジネスが成立することに驚いた。

日本で1000人も誘拐してレンガを作らせるようなビジネスは成立しない。
あまりに非効率だし、リスクが高い。
ただ中国では成立するのだ。

これが単純に南北問題に起因する経済格差からくる問題なのかはわからない。文化として人間の尊厳の価値がものすごく低いのかも知れない。
この事件に対して「中国はどーなってんだ?!」というようなコメントをいくつか見たが、我々先進国はこういった国からの搾取で成立していることを考えると他人事ではなく、我々が享受している贅沢のひずみが1000人の誘拐につながっているのかも知れない・・。

「レンガ」作りに比べ売春などは、より効率的に高収入を上げられると思うのだが、そう考えると性的搾取は実際多く行われているのだと思う。日本でもそんな話が交わされることもあるが、実際目にしたことはないし、半ば都市伝説的に話されているように思う。
ただ新潟少女監禁事件等を見てしまうと、やはり表に出てこないだけで、実際いくつもそういう事件が発生しているのだと思う。

経済格差やら、生活でのストレスやら、なんだかんだの様々なゆがみの中に我々は生きているのだけれども、そのストレスの矛先を昔同じように子供だった我々大人が子供に向けてしまうというのはどういうことなのだろうか?このような行為を減らすことができるのだろうか?

個人的にはあまり他人事でもなく、何か良い打開策はないものか?と色々考えるのだけど、実際自分にできることはごく微小なことで、それを地道に続けていくしかないのかもしれない。

参考:ユニセフ「世界の子供たち」

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