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Jun 142010

誕生!マイソン2号

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朝5時から散歩、自転車の練習、テレ朝テレビ。午後からワイフの見舞いを予定していたが、嫁の容態が急変したと病院から連絡。慌ててマイソンと一緒に病院へ。到着したもののワイフは処置室に入って面会謝絶。何をするでも、できるでもなく待合室でマイソンと二人ぼんやり待機。

しばらくして、見かねた看護師さんの計らいで処置室の控えの間のドアの狭間で面会。自動ドアにはさまれつつ、ベッドに横たわるワイフと会話。状況としては陣痛のような動きがありつつも、いつ産まれるのか?は結局なんとも言えないとのこと。マイソンのお泊りグッズを持っては来たものの、処置室内で監視を続けるとのことで、一旦帰宅することにする。別れ際「バイバイー!」と元気よく手を振りはしゃぐマイソン。しかし目に涙が溜まっている。助産師さんが放った「もうすぐママ帰れるからね」みたいな一言で号泣。「パパとママが一緒がいい」と泣いてしまった。

病院から駅に向かうタクシーで、泣いているマイソンをみて運転手さんが事情を聞いていたので説明したらトランクからコアラのマーチを出してマイソンにくれた。そして「おじさんのタクシーに乗ったらみんな元気になるから安心しな!」と励ましてくれた。


一度家に帰って夕飯の支度をしようかしらと思った頃に再び病院から電話。いよいよ!?みたいな状態らしい。急遽再びマイソンを連れて病院へとんぼ返り。しかし溝の口から南武線に乗ったところでワイフから「産まれた~」と電話。電波が悪くところどころ聞き取れなかったが、産まれた瞬間赤ちゃんは泣いていた。そのまま小児科に引き継がれ現在はNICUで処置中。そして性別は男。なんというか電車の中でこういう報告を聞くのがなにか居たたまれない気もしたが、母子共に現状生きていることにほっとする。
マイソンは以前から赤ちゃんは男の子だ!と力説していたが、見事に的中。
といっても50%の確率なのだけど(汗


病院に到着。しかしワイフも、マイソン2号もまだまだ処置中でしばらく会えないとのこと。病院内のコンビニで弁当を買い、暗くなったデイルームでマイソンと二人食事をして待つ。


1時間半後ぐらいして、ワイフが車椅子で運ばれてきた。喜ぶマイソン。監視室に移動してしばし家族の団欒。


21時ごろ子供についての小児科からの説明があるということで、一人NICUへ。消毒殺菌して、マスクを付けて入室。薄暗い室内には透明のトレイが並び、その間にずらずらと機器が乱立してピカピカ光っている。定期的な「ピ!ピ!」という音が乱れるたびに不安になる。


透明なプラスチックの箱の中にマイソン2号は横たわっていた。
鼻には呼吸器をつけ、口の中にはチューブが差し込まれ、胸には心電図のコネクタが取り付けられ、腕には体に不釣合いな大きさの点滴が取り付けてある。赤黒い顔で、目を閉じ、口から苦しそうに泡をブクブク吹き出している。

大きさはマイソンのときと比較して大きいのか小さいのかよく分からない。思い出せない。そんなに変わらないような気もするし、小さいような気もする。

担当医の方に説明を受ける。最初の検査では特に問題は無い。ただ予定日よりも2ヶ月近く早いので自力で呼吸は出来ない。食事も胃までチューブを入れて直接投入する。腕から心臓付近までカテーテルを入れて点滴などで補助する。1ヶ月ぐらいはNICUでこのような処置をする。とりあえず24時間乗り越えられるか?が目安といわれる。

触っていいですよといわれ、BOXの穴から手を差し込んで、マイソン2号の手を触ってみる。
小さい手がモロー反射で俺の指をぎゅっと握る。

破水し、転送先が見つからず途方にくれていたとき、病院のベッドで横たわる嫁のおなか越しに目の前で動いている君に、手を差し伸べることも出来ずただただ祈るしかなかったけれど、今は触ることが出来る。医学的なフォローが出来るわけではないけれど、お父さんがここに居るということだけでも指ごしに伝えることができる。ありがとう、がんばったなあと伝えられる。それすらも出来ないかもしれないと覚悟していたけれど、ここまでできるようになった。強欲だからこれぐらいでは満足しないけれどまず一歩。これから君が歩道程を出来るだけ見て行きたいと思う。

監視室に戻ると、マイソンが嫁のベッドにもぐりこんで一緒に寝ていた。
こんなに長期間母親と離れていたのは初めてだ。寂しかったのだと思う。彼もよくがんばった。ワイフも破水した不安定な状態で10日近く良くがんばった。家族みんなよくがんばったと思う。ありがとう。

時間もかなり遅くなったので、22時ごろにマイソンと二人病院を出る。病院の営業時間も終わっているのでタクシーも居ない。2回も長時間移動したマイソンは精神的にも体力的にもかなりクタクタで、それを抱きかかえタクシーを捜して街を徘徊。

しばらくしてタクシーをピックして乗り込む。タクシーの中でマイソンがまた「ママはいつ帰ってくるの?」と泣いた。一週間ぐらいで帰ってくるという話だったので、あと6回寝たら帰ってくると思うよと告げると安心して寝てしまった。これまではキチンと答えられなかったけれど、やっとキチンと答えることが出来た。

23時ごろに帰宅し、マイソンをベッドに運んで、色々と出生関係の書類を整理。仕事も溜まっていたのでワタワタしていたら朝になった。マイソンの食事と、保育園の準備をして、犬の散歩、そして洗濯。まだがんばれる。というか今がんばらないでどうするか?と気合を入れる。


最後になりますが、たくさんの方にご心配、励ましを頂きました。ありがとうございます。
サポートしてくれたみなさま、そして病院のみなさま。本当にありがとうございます。
いつかこの御恩を何かしらの形でお返しできるように精進したいと思います。

4 Comments

ユアソン2号誕生、おめでとう。
奥様、お疲れ様でした。お体お大事に。
アッキー、お母さんが居なくてもよく頑張ったね、と褒めてあげてください。
そして、男手ひとつでえらいねえ。もう少しの間、頑張れ。遠くから応援しております。落ち着いたら、また遊びに行きます。

まずは2号誕生、おめでとうございます!
母子共に無事で、本当によかった。読んでて涙でました。
家族みんな(2号も含めて)がんばったんだなと、思いました。

新生児用のオムツがぶかぶかな2号が、早く安心できる状態になるように願います。
落ち着いたらお披露目してくださいね。

おめでとうございます!

ありがとうございます。
昨日で1週間になりました。
まだまだ色々あるんだと思いますが、がんばりまーす。

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