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Sep 202014

ストリートフォトについて

9/1にこんなニュースがあった。

「着衣の全身撮影」で逮捕 不用意に女性を撮影してはいけない 着を盗撮したわけでもないのに逮捕─―。こんな事件が川崎市で起きた。神奈川県警に捕まったのは同市環境局に勤める40歳の男。28日の夕方、東急田園都市線の車内で隣に座った女子大生(21)を撮ったのだ。

■シャッターを切らなくてもアウト

「不用意に他人を撮影すると誰もが捕まりかねません」とは弁護士の山口宏氏。

「迷惑行為防止条例は女性の下着や身体を写して恥ずかしい思いをさせたり不安を抱かせた場合に適用されます。『身体』とは洋服を着た状態も指すので街で通行人の女性を撮り、警察を呼ばれたらアウト。カメラやスマホを向けただけ、シャッターを切らなくても捕まります」

 秋祭りなどで法被を着ている女性や公園でしゃべっている主婦、駅のベンチで居眠りをしている女性などを無断で撮るのも危険。すべての年齢の女性にあてはまるので、老婆を撮って「恥ずかしい思いをさせられた」と抗議されたら、警察沙汰になりかねない。

「見知らぬ女性を撮ってしまい騒がれたら、速やかに立ち去り、時間的、場所的に間隔を取ること。現行犯逮捕が原則だから警察もしつこく追ってこないものです。『すぐに逃げる』を心がけてください」(山口宏氏)

 生きにくい世の中だ。

写真から滲み出るヒリヒリとした「この撮影がトラブルになるのか?という被写体と状況の駆け引きの緊張感」がストリートフォトなんじゃないかと思いますので、逮捕された人は駆け引きに負けたというだけかと思います。
これが制度化されると駆け引きのコミュニケーションが無くなった、つまらない世の中になりそうですが、被写体側に撮影を拒否する手間を発生させてしまう部分が問題ではある。
本当は撮影した後に、撮影側から了承を取るのが仁義を通した感じかなと思うが、現実的には撮影側は「撮り逃げ」することが多いために、撮影の疑わしきを罰するという流れになっているのだろう・・・。

社会におけるバランスと、個のモラルが集合を殺す部分は、予測に基づいた行動でしかなく、それが集合のバランスによって低下し、自らを殺していくというサイクルは皮肉しか感じない。

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