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Oct 072003

Eolas社の特許に関する問題を回避するためのMicrosoft社 Internet Explorerの仕様変更

アクティブコンテンツディベロッパーセンター
先日のログでも書いたけど、どうもMSは控訴とかそういう前に対応してしまうという考えらしいです。

Eolas社の特許に関する問題を回避するため、Microsoft社が今後リリースするInternet Explorer では、HTML内で <object>、<embed>、<applet>タグを使用した場合、再生許可を求めるダイアログボックスが表示されます。仕様変更済みのInternet Explorerは、まずデベロッパー向けにリリースされます。一般向けのリリースは、2004年初頭の予定です。

これによりどういう問題が発生するか?というとHTMLコードからプラグインを理解して自動的にプラグインを起動させるという機能がなくなります。このため

Flash, Shockwave, Authorwareプラグインを使ったwebページは、アクティブコンテンツがひとつひとつ表示されるたびに、再生を確認するダイアログボックスが表示されるようになります。

これはFlashなどに限らずすべてのプラグインが再生される前に再生許可を訪ねるダイアログが表示されることになります。対応策としては

<object>、<embed>、<applet> タグを外部Java script関数呼び出しで置き換え、タグをスクリプトで生成することで問題を回避できます。Macromediaは、HTML制作者およびサイト管理者が最小限の手間でサイト修正が行えるよう技術情報をweb上で提供しています。また、近日中に無償ダウンロードでき、サイトに適用できるツールが数種類用意されます。Macromediaのサイトでは本日付けでサイト内のほとんどのページに修正を行いました。

ということで、HTMLの記述の問題をJava Script関数に置換することで対応できるようです。なので、特にFlashの修整などの必要はありません。

権利の問題はデリケートな問題ではあるのだけど、Eolas社がこの件でどれだけの被害をこうむっていたのだろうか?と少し疑問に感じる。どうも後ろ向きな権利の行使っぽく捉えてしまって少しブルーです。

Eolas社が多くの反感を買ってまでこれを主張したことで、れだけの利益を得ることができたのか?も非常に興味がありますけど・・・

6 Comments

>権利の問題はデリケートな問題ではあるのだけど、Eolas社がこの件でどれだけの被害をこうむっていたのだろうか?と少し疑問に感じる。どうも後ろ向きな権利の行使っぽく捉えてしまって少しブルーです。

何の被害も受けてないでしょ。
実質的にはパテントゴロなわけで。

#現行法では、正当なビジネスだが。

順路だてると、1994年に考えられた仕組みで特許が成立したのが98年、IEは94年当時からこの仕組みを搭載していたから、特許侵害という判決になった、という感じのようですが。
被害を受けたかどうかは、当人らの主張次第になってしまうのだけども、確かに94年当時にこの特許によって特許料を得ていたらと思えば、ある意味では被害を受けたということになるのかもしれません。あとから特許とって、遡って特許料を払えと言えるというのが、どうにも僕には納得いかないわけですが、まあそういうものなのだからといわれればそれまででもあり。

93年に出たGlobal Network Navigatorには先行技術が搭載されていたから特許は無効だ、というO'Reillyの主張があったけども、判決としては特許侵害になったわけなので、それは先行技術としては認められなかったのでしょう。


>Eolas社が多くの反感を買ってまでこれを主張したことで、れだけの利益を得ることができたのか?も非常に興味がありますけど・・・

Eolas社は従業員1人で、資産はいくつかの特許、それと100人の投資家というから、体裁からして明らかに「パテントビジネスやってまーす」という会社なわけで。

とりあえずどれだけの利益かといえば、裁判で賠償命令が出た額は5億2100万ドルなので、これがそっくりもらえるとしたら、もう有り余る額ですね。

なんか一生懸命これを実装してきた技術者達のことを思うと非常に悲しい気分になります。
>とりあえずどれだけの利益かといえば、裁判で賠償命令が出た額は5億2100万ドルなので、これがそっくりもらえるとしたら、もう有り余る額ですね。
これ、結局払うんだ・・・。仕様変更したら払わなくっていいのかと思ったす。ってかまだきちんとした判決は出てないんですよね?(10月か11月とかいう話だったような)

逆にアイデア取られた人ってのもたくさん居るわけだし、なんかそういうの本当に微妙ですよね・・。
言うんだったら早くいえよ!って部分は同感ですね。1999年あたりに訴訟を起こしているけど、それまで5年間は何をしていたのか?と・・・。

余談だけど、この辺の記事はZDNet等を見れば色々書いてあるけど、ZDNetって記事へのリンクは駄目なんですねぇ・・。リンクさせてくれてもいいじゃない!とか思うけど、駄目ですかソフトバンクさん?

ある意味この件で、今まで敵の多かったMicrosoftがみんなと協力して事態の解決に取り組んでいるというのは少し明るい話題ですな・・・。

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Eolas Technologies創設者マイク・ドイル氏は9月19日、Microsoftに対して、IEに変更を加えず、Eolasにライセンス料を支払うよう求める姿勢を明らかにした。
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とか言ってるけど、正味な話今はMSだけが訴えられているけど、これはNestscapeにしろOperaにしろAppleにしろ将来いつ訴えられるか?って危険があるってことを意味しているわけで、MSだけの問題じゃないことを考えるとW3Cが動くのも止む無しという感じですよね・・・。
しかしほんとここの社長とか友達無くしそうだなあ・・w

仕様変更して置き換えるにしても、Eolas社側としては、今までの特許違反があるから云々ということなんでしょうね。Microsoftから5億ドルをふんだくればそのままかもしれない。とれないようなら、OperaとかAppleとかにも文句いうという展開はかなりありえるというか、でもAppleの場合はKHTMLだけど、KHTMLみたいなのの団体だと、どうなるんだろ。
とりあえず僕は親Microsoft派なので(謎無)、あんましイジメないでよーと、素に思いますが。

まあ、一番必死なのはMacromediaでしょう。:-p

そですねー、Macoromediaから異例のメールとか送られてきましたw
ところでJavaのアプレットとかも今回の対象になりますよね?
ということはMSとSUNが協力しているということですかねーー。
これはある意味Eolas社の功績と言ってもいいのかもしれない・・。

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