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Apr 102004

邦人3人拘束 2

色々とネット上では今回の事件について色々と述べられているのだけど、その中に「これは、ヤラセじゃないのか?」という意見を書いているものがある。そういう見方ができるのも理解できるのだけど、何のためにそれを書いているのかがいまいち理解できない。ヤラセだから自衛隊には撤退する理由がない、放置しておけばいいということなのだろうか?
そもそも9.11すらホワイトハウスは故意に防がなかった可能性が高く、9.11直後からホワイトハウスはあまりアルカイダと関係の無いイラクを攻撃する計画を立て実行。侵攻の理由となった大量破壊兵器は未だ発見されていない。最近の聴聞や暴露を見ているとほぼヤラセである。

そのヤラセに関しての議論も責任もおざなりのまま、自衛隊を派遣した日本には守るぺきプライドも無いのに「テロに屈する訳にはいかない」のだそうだ。政府はは何を守るつもりだ?ラムズフェルドに褒めてもらいたいのだろうか?
今回の事件がヤラセだろうがなんだろうが現時点では関係なく、それはあくまで結果論で、その是非は世論が後で判断するだろう、それに対しての責任が発生するのであればそれは彼らが負えばいい話だと思う。今回の誘拐劇の是非を論じる以前に国際秩序、国際正義、そもそも国際社会という言葉自体が非常に偏ったものであることを認識し、それに基づいて行われた今回の一連の出来事に対してもう一度見直す必要があるかもしれない。そして今回の事件はそれを行うことができる最後のチャンスのはずだ。
 
このまま行けば今回の件はおそらく不幸な結果になるとは思う、その時点で日本から協力を要請されているアメリカ軍はファルージャと同じように見せしめとしてどこかの町で無差別虐殺を行うだろう。この際にアメリカはおそらく明確な犯人特定を行わず、デモンストレーションとして国際世論(主にアメリカ国民と日本国民)に対してのアピールとして虐殺を行うはずだ。そしてその時点で日本はアメリカと運命を共にせざるを得なくなるだろう。できればこれだけは避けてほしい。不幸な結果になったとしてもイラク国民を虐殺してよいという理由はなにも無いのだから・・・。ここは日本政府が未だ明言していない最悪の事態の場合のシナリオだけに、非常に心配なところだ。

元々アメリカはイラクに民主国家を誕生させたいわけではなく、傀儡国家を作りたいだけだろうし、それが不可能であれば圧倒的な軍事力を持って恐怖統治を引く、もしくは混沌とした状態をキープさせようとするだろう。テロや麻薬の温床へのコントロールを更に強めて、政治的に利用できればいいのかもしれない。(コントロールというのは負だけではなく正の方向にもということ)より効率的に軍事予算を上げるための打出の小槌が必要なのだろう。そういうことに対して国際正義などが存在するのか?と問いたい。
 
しかしそれでも昨今のアメリカの迷走ぶりは異常すぎる。予想ついたであろう事態を回避できないどころか、悪化させる一方だ。これも何か思惑があってやっているのだろうか??馬鹿な俺にはその意図するところが良くわからないが、「利権」や「権力」に何かしらの見返りがあるのだろう。
 
世界は自らの正義と栄華のために、悪と貧困を作り出そうとするのだろうか?

2 Comments

ちょうど今、3人を解放すると武装グループからの声明がアルジャジーラTVで放送されたそうです。イラクの国民の中からの今回の事件に対しての批判が思ったよりも大きかったのかもしれません。一番確立の低かったベストな方法で解決できそうです。本当によかったです。
しかしここで日本がどういう対応をとるか?今後のイラク復興政策の中でどういうスタンスを示すか?本当に復興支援であるということをイラク国民に理解してもらえるのか?今回の件で日本はアメリカ追従ではなく国連主導への路線転換案、イラク国民が納得できる案を世界に提示できる権利を手にしたと思う。勇気を出して現在の復興政策に異を唱え、国連主導への提言を行ってもらいたい。我々国民も今こそ何かしらのアクションを起こすべきだろう。今回の事件の解決に尽力してくれたイラク国民の気持ちを裏切るようなことだけは絶対にしてほしくない。切に望みます。

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