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Jul 082006

国家間ハンデ

今年のGW以降日本の株式は低迷しているのだが、要因の一つとしてアメリカ景気があげられている。外資が一斉に日本マーケットから手を引いただとか言われているのだが、まぁ実際に被害を被っている大多数は日本人の個人投資家だと思う。で、それ以降緩やかに上昇しつつはあるのだが、たまに1部上場企業でも大きく株価が変動する場合がある。

たとえばソフトバンクは今年初めには5000円台だったのが、GWあたりには3000円まで緩やかに落ち込んだ。その後2500円前後を上下しつつ、7/3に信用期日が経過したため3000円台に一気に上昇。しかし7/7から急落。わずか2日で350円(約13%)も下落した。これは7/7にメリルリンチが投資判断を「売り」、目標株価を1800円に設定したことが大きな要因になっている。
またマツダはここ2,3年300円台をうろうろしていたが、売り上げの上昇と共に2005年から緩やかに上昇、今年前半550円あたりに到達した。その後今年に入り急激に上昇して富士重工を抜き800円に手が届きそうな状況である。これも2月にモルガンスタンレーがOver weightに設定したのが要因になっている。

まぁ別に対して気にするようなことではないのかもしれないが、外資のアナライズによって株価が大きく変動する日本の状況はどうなのか?と思う。これが何かしら国家レベルの意図を持った場合日本の市場はアメリカのヘソクリ財布のようなものだ。

話が少しそれるが韓国は自国の映画産業を守るために映画館に韓国映画上映の義務化を行っていたのだが、先日アメリカからの圧力により、規制が緩和された。個人的には国家の体力が違うもの同士が同じ土俵で戦うこと自体がナンセンスだと思っているので、韓国がその規制を緩めたことに対して非常に残念に思う。日本の映画界はそういう保護のない中がんばって良いものを作ろうとしているが、金銭的にはかなり厳しい状況という話を聞く。
競馬でも体重によってハンデをつける、ましてボクシングは階級性である。確かに無差別級において小さいものが大きいものを倒すのを見るのは爽快ではあるが、確率的にはやはり大きいものが勝つだろう。いかに国技が無差別級の相撲だからといって、妙なサムライ魂を掲げて日本の国が食い尽くされた荒地になってしまうのはいただけない。国家レベルのそういう交渉にもウエイト制やハンデを導入するぐらいしたほうがいいんじゃないだろうか?(逆に日本が第三国に対してそういうことをしている場合も多々あるのだろうけど・・)

日本の個人投資家は日本市場ではなく、アメリカ市場で取引を行い、アメリカから金を奪い取るぐらいの気概を持つべきなのかもしれない・・・。(曖昧な記憶だが、切り込み隊長はアメリカ市場でオラクルの株を取引して、一財を築いたというような話を聞いたことがある・・)

アメリカの養殖場の日本の中で我々はお互いの餌を取り合うばかり、それを腕組みして見ているアメリカがおいしく育ったものだけをヒョイと取っているのだとしたら、なんと切ないことだろう・・。(この例えが的を得ているかはしらんw)

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