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2008

のべつくまなく

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の中で「のべつくまなく」と言っているのを耳にしたので、ちといておく。
自分も高校のころ間違えて覚えていたのだけど、本当は「のべつ幕なし」であり、「芝居で幕を下ろさずに演じ続ける」という意味。ここで「のべつ」というのが「延に」「休み無く」という意味をなしている。(のべつ幕無くという使い方も意味的に良いのかは微妙な気もするけど)
多分「隈無く探す(くまなくさがす)」の「隅」と合体してしまって「のべつくまなく」というになっているのだと思うが、「隈なく」は隅々まで、とか徹底的にという意味なので、「のべつくまなく」は「延々と徹底的に」というような意味になる。
「のべつ幕無く暴言を吐く」:休み無く暴言を吐く。
「のべつくまなく暴言を吐く」:延々と徹底的に暴言を吐く。
なんかこれでもなんとなく伝えたい心持は伝わるような気がする。
勘違いから発生した事が、本来のタスクを満たしていたり、満たさなかったり
そういう揺らぎの中から生まれてくる何か?はとても面白いなと思う。
そしてそういうのを許容して、何かを見出す心のゆとりがオデには必要な気がする。
ref.
のべつ 1 – goo 辞書
のべつ-まくなし 1 【のべつ幕無し】 – goo 辞書
くまなく 3 2 【▼隈無く】 – goo 辞書

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