言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか
あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつはぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ
・・・以下略
説明に用いる言語の未熟さと、感情を開く言語の可能性
言語化の価値と、言語化できない価値、言語化しない価値
そんなことを考えるたびに、この詩を思い出す。
田村さんといえば私はポアロの翻訳の印象だけど、先日「ゼラルダと人喰い鬼」を読んでいてその翻訳も田村さんだったことに気づきました。